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REBORNスクアーロ夢@



ヴぉぉぉおおいっ!!クソボスがぁああ!!


ほら、また叫んでる。
いっつも、あいつは叫んでる。
S.スクアーロ。
私の彼氏。
声がでかいだけが取り柄なのよ。


クソボス、見なかったか!?
「昨日から中国に飛んだでしょ?覚えてないの?」
あ”ッ!
「ほんっと、バカ!!


私はそれだけいうと、ベランダに置いたリゾートチェアに水着姿で寝転んだ。
今日は一日、静かに日光浴をする予定だったのに。
ほんとに全部が台無しだ。
すると、ドカッと足元に誰かが座り込むのを感じた。
サングラスを取り、身体を起こすと、そこにはスクアーロがいた。
奴は、私が持ってきたカクテルを一気に飲み干していた。


あーー!それ、私の!!」
「っるせーな」
「あんたに言われたくないわよ!」


持っていた雑誌でパシンッと彼の頭を叩いた。
それでもビクともしない彼に溜息を付き、私はまた寝転んだ。

目をつぶっていると、周りが急に暗くなったのに気付いた。
薄らと目を開けていくと、目の前にスクアーロがいて、次の瞬間には彼にキスされていた。


「ん!?ちょ…」
「…黙れ」
「よ、酔った!?あれだけで!?」
「寄ってねーよ。バカ」
「ちょっと!ここ、外…んん!!


スクアーロはひとしきり私にキスをすると、急に抱きかかえてきた。


「え、何…」
「部屋に行くんだよ」
「な!?まだ、昼!」
「お前がそんな格好してんのが悪ぃんだよ」


ほんっと!
ぜんっぜんゆっくりできなかった!
ま、クスとずっと一緒にいれたのはよかったけどね。






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